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小学校の生徒さんの体験 -この年頃だから準備しておきたいこと
10歳までの学習と10歳からの学習。脳科学理論を活用して賢い子に育てましょう
「ヒトの脳は10歳を期に臨界期を迎える」「言語能力の発達には個人差がある」を日々の学習に活かすとすると、「年齢に合わせた」「子どもの個性を活かした」学習指導が必要ということになります。そこで、こういった最新の脳科学を基にした「賢い子を育てるためのポイント」をご紹介します。
小学校低学年の記憶方法は?

10歳を迎えるまでは、「意味記憶」と呼ばれる「暗記」の能力が特に発揮される時期です。

小学校中学年の算数で「九九」を覚えるのもこういった理由からです。徹底した「反復練習」で、計算のスピード・正確性が増していきます。ただし、「意味記憶」はそれだけでは思い出すことが難しい記憶です。「九九」の場合は「ニニンガシ♪ ニサンガロク♪・・・」というようにリズムを一緒に記憶することで、必要な時に思い出しやすくしているのです。

「九九ぐらい時間が経てば自然に覚える」と甘く考えていると、適正年齢を上回ってしまい、この後でお子さまが苦労することになりかねません。トライは、「この時期に必要な知識は何か?」や「記憶を思い出しやすくするきっかけは何か?」をしっかり考え、お子さまの学習に活かしています。

国語力(言語能力)をつけるコミュニケーション

10歳を迎えるまでは、将来にわたって必要となる「言語能力(話す・聞く・読む・書く能力)」を発達させる大切な時期です。これが「国語力」へと発展します。

言語能力は、主にコミュニケーションで育まれます。コミュニケーションとは、「お母さんとお子さまの会話」など双方向の情報交換のことです。大人や友だちとの会話を通して、お子さまは少しずつ言葉を増やしていきます。つまり、「机に向かって学習する」ことばかりが大切というわけではありません。

国語力は学習の"根っこ"になる部分です。算数、理科、社会などの理解度にも影響します。トライは、授業中のコミュニケーションを大切にし、教科書を使って教えていること以上の効果を生み出しています。

メタ認知能力を鍛えることで成績が向上する

10歳を境にお子さまからたびたび「どうして?」「なぜ?」と質問されて困ったことはありませんか? これはお子さまの記憶方法に変化が生まれたからです。

10歳以降の記憶のメカニズムは、単語一つひとつを独立して覚えるよりも、何かに関連づけて覚える方が記憶しやすくなります。たとえば「半分にするのが1/2」よりも「ひとつのリンゴを半分に切ると、ふたつになるから1/2」の方が、覚えやすく、なじみやすいということです。これは前出の「意味記憶」に対して「エピソード記憶」と呼ばれるものです。

しかし、成績は意味記憶とエピソード記憶だけでは上がりません。必要となるのが「自分の考えていることは正しいか?」などといった判断をする能力「メタ認知」です。一方で、メタ認知は、燃料に意味記憶とエピソード記憶を必要とします。トライは、「どうして?」「なぜ?」に答えることでお子さまのメタ認知を積極的に育成しています。

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